小僧、雪山での試練
2008.03.17 Monday 00:05
我が家のウインタースポーツといえば、スキーである。
小僧は2歳からスキー場に連れて行っているが、2,3歳の時はキッズパークで雪だるま作成オンリーだった。チューブ滑りも、そり滑りも、コワくて1度しかやらなかった。2回目以降はかたくなに拒否した。3歳の時には無理やりソリを持たせたらソリを引っ張って歩くだけはやったけど。
で、4歳の時にスキー学校に入れてみた。
最初は斑尾スキー場で、初心者用キッズスクールに入った。(1日)
ここではストックを使ってレッスンしたらしい。1日終わったらボーゲンで進んで、止まるところまで出来るようになった(かろうじて。直進のみ)
翌日、タングラムのスキー学校に入れた。(半日)
ここでも初心者用のキッズクラス。
が、ここではスキーを履くまでの準備運動が長かったり、ストックを使わない教え方をしたのが小僧のお気に召さなかったらしい。
2時間程度のレッスンの筈が、1時間ほどすると携帯に連絡が入り、
『かけるくん、お腹痛いって言ってるんですけど・・・お母さん来て頂けますか?』
母はピンと来た。ヤツは別にお腹をこわしてはいない。つまり、仮病だ。
そしてスキー学校に戻ってみると、小僧は既に建物の中でウェアを抜いてしまっていた。
「どうしたの?お腹痛かったの?」
「・・・うん」
「ホントに?スキーするの嫌だったからじゃない?」
「・・・うん」
「どうして?さっきまでスキー学校楽しみにしてたのになー?」
「あのねえ、昨日の学校がいいがん」
「今日の学校は嫌だったの?どこが?」
「だってねえ、全然スキーせんと運動ばっかりやるから。棒(ストック)も持たないし・・・」
「かけるは昨日の学校が好きだったんだー」
「うん」
「ストック持って滑るのが良かったんだ。でもねー、最初はストック持たないで練習する先生もいるんだよ」
などなど。説得すること、5〜6分。
ようやく小僧は滑る気になったらしい。
ウエアを着せてスキー学校の現場に戻るが、既に残り時間は10分程度。
結局、殆ど滑らないままその日のスキー学校は終わり、同時に4歳のスキーシーズンも幕を閉じた。
そして5歳のスキーシーズンがやってきた。
最初は白馬47のスキー学校。
まず、半日入れてみた。
すると案の定、迎えにいってみると泣きべその鼻水垂らした小僧がいた。
先生も困ったような表情で
「もう、半分くらいは泣いてましたね。でも、止まれるようになりましたよ」
とおっしゃった。
宿泊するペンションで、感想を聞いてみる。
「スキー学校、どうだった?」
「先生怖かった・・・。ボク、前のセンセイがいいがん。そこに行こう?」
どうやら最初のスキー学校がお気に入りらしい。
「でもねえ、このスキー場と違うところだしね。先生だって、前に教えてもらった先生は居ないかもしれないよ?」
「どうして?」
「去年教えてもらった先生、今年は違うところに行っちゃってるかもしれないしね、お休みかもしれない」
「今日の先生はストック使わなかったの?」
「うん。ボク、使いたかったがん」
・・・等等。うだうだ、うじうじとベソかき。
それでも気を取り直して持ってきた雑誌やおもちゃで遊ぶも、時折思い出しては涙目で
「明日の先生、違う先生がいいがん・・・」
と訴える。
(2泊3日だったので、初日と中日はスキー学校に行くことを前もって言ってあった)
さて、小僧の運命は・・・?(続く)
小僧は2歳からスキー場に連れて行っているが、2,3歳の時はキッズパークで雪だるま作成オンリーだった。チューブ滑りも、そり滑りも、コワくて1度しかやらなかった。2回目以降はかたくなに拒否した。3歳の時には無理やりソリを持たせたらソリを引っ張って歩くだけはやったけど。
で、4歳の時にスキー学校に入れてみた。
最初は斑尾スキー場で、初心者用キッズスクールに入った。(1日)
ここではストックを使ってレッスンしたらしい。1日終わったらボーゲンで進んで、止まるところまで出来るようになった(かろうじて。直進のみ)
翌日、タングラムのスキー学校に入れた。(半日)
ここでも初心者用のキッズクラス。
が、ここではスキーを履くまでの準備運動が長かったり、ストックを使わない教え方をしたのが小僧のお気に召さなかったらしい。
2時間程度のレッスンの筈が、1時間ほどすると携帯に連絡が入り、
『かけるくん、お腹痛いって言ってるんですけど・・・お母さん来て頂けますか?』
母はピンと来た。ヤツは別にお腹をこわしてはいない。つまり、仮病だ。
そしてスキー学校に戻ってみると、小僧は既に建物の中でウェアを抜いてしまっていた。
「どうしたの?お腹痛かったの?」
「・・・うん」
「ホントに?スキーするの嫌だったからじゃない?」
「・・・うん」
「どうして?さっきまでスキー学校楽しみにしてたのになー?」
「あのねえ、昨日の学校がいいがん」
「今日の学校は嫌だったの?どこが?」
「だってねえ、全然スキーせんと運動ばっかりやるから。棒(ストック)も持たないし・・・」
「かけるは昨日の学校が好きだったんだー」
「うん」
「ストック持って滑るのが良かったんだ。でもねー、最初はストック持たないで練習する先生もいるんだよ」
などなど。説得すること、5〜6分。
ようやく小僧は滑る気になったらしい。
ウエアを着せてスキー学校の現場に戻るが、既に残り時間は10分程度。
結局、殆ど滑らないままその日のスキー学校は終わり、同時に4歳のスキーシーズンも幕を閉じた。
そして5歳のスキーシーズンがやってきた。
最初は白馬47のスキー学校。
まず、半日入れてみた。
すると案の定、迎えにいってみると泣きべその鼻水垂らした小僧がいた。
先生も困ったような表情で
「もう、半分くらいは泣いてましたね。でも、止まれるようになりましたよ」
とおっしゃった。
宿泊するペンションで、感想を聞いてみる。
「スキー学校、どうだった?」
「先生怖かった・・・。ボク、前のセンセイがいいがん。そこに行こう?」
どうやら最初のスキー学校がお気に入りらしい。
「でもねえ、このスキー場と違うところだしね。先生だって、前に教えてもらった先生は居ないかもしれないよ?」
「どうして?」
「去年教えてもらった先生、今年は違うところに行っちゃってるかもしれないしね、お休みかもしれない」
「今日の先生はストック使わなかったの?」
「うん。ボク、使いたかったがん」
・・・等等。うだうだ、うじうじとベソかき。
それでも気を取り直して持ってきた雑誌やおもちゃで遊ぶも、時折思い出しては涙目で
「明日の先生、違う先生がいいがん・・・」
と訴える。
(2泊3日だったので、初日と中日はスキー学校に行くことを前もって言ってあった)
さて、小僧の運命は・・・?(続く)
白馬や斑尾来てるんですね!
昔は妙高方面や栂池を中心に40日くらい滑っていたシーズンも
ありましたが、昨年はゼロ、今年も志賀1回で終わりです(^_^;)
うちのヒメも去年一緒にソリしましたが、
結局最後はヤダ言いまして。お昼寝タイムというのもあったんですが。
今シーズンはずっと風邪っぽいのと予定、天候が合わなかったのとで
結局山には連れて行ってあげれませんでした。
(まだシーズンは終ってませんが)
彼女の調子も良くなってきてるし、
荒れる日も少なくなってきてるので、1回くらいは連れて行きたいなと思っています。
(父さんはバイクで気もそぞろですがw)